NBFについて

投資主の皆様へ

日本ビルファンド投資法人 執行役員 西山晃一

はじめに、新型コロナウイルス感染症にり患された方々及び影響を受けられている皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
投資主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

本投資法人は2001年9月に国内初となる不動産投資法人として東京証券取引所不動産投資信託市場(J-REIT市場)に上場し、その後順調に資産規模を拡大してまいりました。
2021年6月期(第40期)の運用実績は、営業収益46,213百万円、営業利益22,778百万円、当期純利益21,427百万円、1口当たり分配金は11,684円となりました。
当期末におけるポートフォリオの状況は、保有物件数で75棟、資産規模1兆3,675億円(取得価格累計額)、総賃貸可能面積1,216,543㎡、期中平均稼働率97.8%となり、テナント総数は1,606となっております。

東京都心部のオフィスビル賃貸市場については、一部には拡張移転等の成約は見られたものの、拠点集約等に伴う大型解約や部分解約の動きも出てきたことから、空室率の上昇傾向が続いており、募集賃料は小幅ながらも下落傾向となっています。
オフィスビル売買市場については、引き続き金融緩和により資金調達環境が良好であり、海外投資家、国内不動産会社、一般事業会社、私募ファンド及びJ-REITによる物件取得意欲は引き続き高い状況にあります。こうした状況下で、優良物件の売却情報は限定的であることから、厳しい物件取得環境が継続しています。

本投資法人は、このような環境のもと、「中長期的な観点から運用資産の着実な成長と安定した収益の確保を目指す」という基本方針に基づき運用を行っています。
当期は、優良物件の取得が厳しい環境下においてスポンサーパイプラインを活かし、2021年1月に「新宿三井ビルディング」(不動産、取得価格:1,700億円)、「グラントウキョウサウスタワー」(不動産、取得価格:470億円)、2021年3月に既保有物件である「上野イーストタワー」の共有持分40%(不動産、取得価格:134億円)を追加取得しました。また、2021年3月に「NBF南青山ビル」(不動産、譲渡価格:316億円)、「NBF新川ビル」の東館及びメゾンニューリバーの共有持分50%(不動産、譲渡価格:59.5億円)を譲渡し、ポートフォリオの入替を進めました。

保有物件については、稼働率水準が調整局面を迎えましたが、マーケット動向を的確に把握し、適切かつ柔軟なリーシング活動及び良好なテナントリレーションの維持と継続的な賃料増額改定の取り組みにより、賃貸事業収入は安定的に推移しています。加えて、戦略的かつメリハリのある追加投資を行い、物件競争力の向上に努めるとともに、工事実施時期及びコストの適正化により費用の削減にも努めています。

本投資法人では、ESGへの取り組みを推進しています。当期におきましては、期中にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明し、CO排出量(原単位)の削減目標を新たに定めました。

2021年6月期(第40期)の1口当たり分配金は11,684円、2021年12月期(第41期)の1口当たり分配金は11,500円と予想しています。
本投資法人は、今後も我が国最大のJ-REITとして、スポンサーである三井不動産グループのノウハウを最大限に活用しながら、中長期的な観点から本投資法人に属する資産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用を行って参ります。

投資主の皆様におかれましては、今後も変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

★金額は単位未満切り捨てで記載しています。

  • 決算ハイライト
  • 分配金

個人投資主の皆様へ

分配金情報
実績第40期(2021年6月期) 11,684
予想第41期(2021年12月期) 11,500
第42期(2022年6月期) 12,500
物件データ
保有物件 72物件
取得価格(累計・契約ベース) 13,685億円
2021年8月16日時点
稼働率 96.4%
2021年9月30日時点
決算情報
第40期(2021年6月期)決算

決算説明会動画

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