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ESGへの取り組み

ESGレポート

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社会配慮への基本的な考え方

NBFのステークホルダー

NBF及びNBFMでは、投資家、NBFMの従業員、テナント、取引先、地域コミュニティ等といった、事業活動に関連するステークホルダー(社内外の関係者)の皆様と対話し、その期待に応えるよう努めることを社会配慮への基本的な考え方としています。

《主要なステークホルダーに対してNBF及びNBFMが果たす責任》

  • ・投資家: 安定した利益の分配、中長期的な投資主利益の最大化、並びに適時・適切な情報開示
  • ・従業員: 安心して働き続けることが出来る魅力的な職場環境、人材育成計画の提供
  • ・テナント: 安全・安心かつ快適な建物空間の提供、テナント満足度の向上
  • ・PM会社・取引先: 環境・社会配慮における協力体制の構築
  • ・地域コミュニティ: 地域の活性化・発展への貢献

NBFMの従業員に向けた取り組み

人材育成への取り組み

NBFMでは、人材は会社の最大の資産であり、事業・組織の持続的な発展のために不可欠という認識から、不動産金融に関する高い専門性を持ったスペシャリスト人材と、組織の生産性を高めるマネジメント能力を持ったリーダー人材の確保と育成に取り組んでいます。

◆専門資格取得・維持の支援

NBFMでは従業員の「不動産証券化協会認定マスター(ARES Certified Master)」(不動産と金融分野の実践的な専門知識を体系的に学ぶことができる教育プログラム)等の専門資格取得を支援しています。各種資格取得に向けた研修・受験及び資格維持、各種セミナー等の受講による専門能力の維持・向上に関してNBFMが費用を負担する制度を、全従業員・役員が利用可能です。

本制度は、新任者・業界未経験者に対してはキャリアアップの機会として、業界経験者・資格保有者にとっては継続的な専門知識取得および向上の機会として活用されています。

年度 資格取得補助
制度活用件数
教育補助
制度活用件数
制度活用
役職員数(%)
2016年度 25件 11件 14人(54%)
2017年度 26件 18件 12人(46%)
2018年度 22件 14件 13人(50%)

なお、専門資格保有者数は以下のとおりです(スポンサー等からの出向受け入れ社員を含む)。

  • ・不動産証券化協会(ARES)認定マスター 13名
  • ・宅地建物取引士 20名
  • ・不動産鑑定士 1名
  • ・一級建築士 2名
  • ・日本証券アナリスト協会検定会員 3名
  • ・弁護士 1名
  • ・税理士 2名
  • ・ビル経営管理士 5名

※ 2019年8月16日時点

◆専門分野研修

資産運用に必要な基礎的知識の定期的なアップデートを目的として、外部講師を招いて経済環境・不動産マーケットの状況、資産運用に関する法令等の変更などについて定期的に研修を実施しています。また、全従業員・役員でREITマーケットを取り巻く不動産、金融各分野の状況をリアルタイムに共有することを目的として週次で情報連絡会を実施しています。

【実施事例】
・外部講師研修(不動産マーケット、金融行政動向、内部管理態勢等をテーマに2018年度は9回実施)
 事例①:シンクタンク・テーマ「不動産マーケット」(2018年8月、2019年2月)
 事例②:監査法人・テーマ「リスク管理・コンプライアンス」(2018年11月)
 事例③:コンサルティング会社・テーマ「リスク管理・コンプライアンス」(2018年12月)
 事例④:日本取引所グループ会社・テーマ「インサイダー取引規制」(2019年3月)
・情報連絡会(週次開催)

◆分野横断的人材育成プログラム

多様な視点・感性から物事を捉え、創造性溢れる提案がなされるよう、自己研鑽に繋がるセミナーや講演会、講座の受講等を従業員毎に定められた年間予算内であれば会社負担で行うことが可能な制度を導入しています。
キャリアに応じて適切な研修・教育機会へのアクセスを可能にし、業界や領域にとらわれない広い視野や見識・発想を持った分野横断的人材、リーダーシップ人材の育成に注力しています。

【役職・階層別トレーニングプログラム受講例】
・ゼネラルマネジャー:マネジメントコンロール(通信講座)、スポンサーの研修プログラム各種 等
・マネジャー:マネジメント研修講座、情報セキュリティマネジメント研修 等
・アソシエイト:伝わる文章力トレーニング、会計の基本が分かる財務諸表マスター講座 等

なお、2017年度、2018年度の本制度の活用状況等は以下のとおりです。

【活用状況】

制度活用回数 活用率 活用者一人あたり平均補助額
2017年度 18回 77% 49,500円
2018年度 14回 54% 88,691円

また、人材育成プログラムの一環として、全従業員を対象に定期的なキャリア面談が実施されています。直接雇用従業員については、NBFMの上長ならびに取締役等と、定期的なキャリア面談が実施されており、自己のキャリア形成に関する相談、パフォーマンスに関するフィードバック、会社への要望などを議論できる機会を設けています。
期初(目標設定)面接、期中(進捗確認・助言)面接、期末(評価結果フィードバック)面接を行う等、上司・部下間で意思疎通の取れた透明性のある目標設定・評価フィードバック体制を構築しております。

面談実施率
(全従業員)
2017年度実績 100%(23人/23人中)
2018年度実績 100%(23人/23人中)

また、前掲の「◆分野横断的人材育成プログラム」で記載のとおり、キャリアに応じて適切な研修・教育機会へのアクセスを可能にし、業界や領域にとらわれない広い視野や見識・発想を持った分野横断的人材、リーダーシップ人材の育成に注力しています。

◆一般教育研修

派遣社員を含む全従業員・役員を対象に、下記の様な研修を定期的に行い、個人能力だけでなく、組織能力の向上に努めています。

【取り組み例】
・ハラスメントのない職場づくりについて(派遣社員を含む全従業員)
・LGBTに関する理解度向上研修 (派遣社員を含む全従業員)
・ダイバーシティ(多様性の受容)の実現に向けた考え方について(派遣社員を含む全従業員)
・理解力・伝達力が高まる図解トレーニング

◆その他

グローバル人材育成の観点から英語教育にも力を入れており、講師を招請しての英会話スクール(希望者多数の場合は選抜)やインターネット講座(希望者は全員受講可能)を導入するなどの取り組みも行っています。

人材開発・確保戦略

NBFMでは、事業の状況、組織状態の変化に合わせて適時に適切な人材を確保できるよう、継続して新規採用を実施するとともに、前述の教育・研修プログラムによる既存従業員に対する専門的能力開発を推進しています。また、従業員が安心して働き続けるための福利厚生の充実、働きやすい職場環境の整備を進め、従業員の長期定着とモチベーションの向上による生産性アップを図っています。
こうした人材戦略の一環として、NBFMでは複数のスポンサー等から多様なバックグラウンドを持った専門性の高い人材を受け入れ、その専門能力を活用し、運用ノウハウの質的向上、高度なアセットマネジメント業務の実現を目指しています。
なお、スポンサー等からの出向者(従業員)数は以下の通りです。

・三井不動産株式会社(出資比率46%) 6名
・住友生命保険相互会社(出資比率35%) 2名
・三井住友信託銀行株式会社(出資比率5%) 1名
・税理士法人令和会計社 1名

※ 2019年8月31日時点

また、スポンサーである三井不動産株式会社及び住友生命保険相互会社からの管理職層の出向者については、出向元の人材育成制度によって専門知識と組織マネジメントスキルの双方を有し、且つ継続的に出向元の研修プログラムを受講することにより資産運用・組織活性化の両面から貢献しております。

[参照:三井不動産株式会社のキャリアプログラム] 人材マネジメント/ESG Report 2019

NBFMの役員人事については、取締役会および株主総会が所管、それ以外の管理職人事については、代表取締役社長を含む経営会議に付議されます。人事異動の際はプロパー社員ならびにスポンサーの人材パイプラインから適切な管理職候補者を選出し、スムーズに事業・役職の承継が行われるよう計画しています。

なお、NBFMでは現在新卒採用は行っていませんが、スポンサーでは定期的に新卒採用を行っており、NBFMでは、スポンサーにおける人材育成のための研修プログラムを履修した就業10年未満の若手社員の出向受け入れも行っています。
新卒採用の詳細は上記の三井不動産株式会社のキャリアプログラムをご参照ください。

働きやすい職場環境づくりとワークライフバランス

人材は最大の資産であるとの認識から、ワークライフバランスや、従業員の健康、労務管理や危機管理など、安全衛生面での取り組みにおいて、法定基準を満たすことはもちろん、早朝シフト勤務制度の導入、有給休暇取得推奨日を設定するなど、全ての従業員が安心して働き続けることが出来る職場環境づくりに取り組んでいます。また、今年度は社内横断的な働き方改革検討チームを設置し、会社・従業員が双方向により良い働き方について意見交換・制度検討を行うなど、働き甲斐・働きやすさの更なる向上に向けて取り組んでいます。

◆従業員満足度調査

従業員と会社との間で互いに良好な関係を構築するための取り組みの一環として、毎年、従業員満足度調査を実施し、担当業務の充実度・職務環境の満足度・会社への制度導入要望等を確認(回答率100%)しております。この調査結果に基づき、より良い職務環境の構築に励んでいます。

【取り組み事例】

  • 従業員からの要望に応え、プレミアムフライデーを月末金曜日から月初金曜日に変更
    (派遣社員を含めたすべての従業員を対象)
  • 教育補助制度の対象範囲の拡大
  • 派遣社員を含めた全従業員のコミュニケーション増進を目的としたシャッフルランチを導入
    (部署をまたいだ従業員同士の昼食費をNBFMにて補助)
  • 社外関係者との情報交換会等の実施ルールを見直し(社内対象者の拡大) 等
◆従業員からの要望・苦情集約の仕組みについて

派遣社員を含めた全従業員が人事、労働環境等に関する幅広い意見を匿名性を保って提出できる制度(「目安箱」の設置)を取り入れています。提出された意見は必要に応じて経営層にフィードバックされます。また、年1回従業員と取締役との面談を実施しており、会社に対する制度面の要望や自身のキャリアビジョン等を確認する機会を設けております。
また、NBFMでは内部通報保護規程に基づき、社内外に内部通報窓口を設置しており、コンプライアンスオフィサー(コンプライアンスオフィサーに関する事象は社長)もしくは、外部弁護士事務所に対し、従業員や取引先等への人権侵害行為、不正・不当な行為等について匿名にて通報できる仕組みを設けています。同規程では、通報者情報の保護や、報復的取り扱いの禁止など、通報者に不利益が生じることを禁じるとともに、通報された内容に対して会社が適切な措置を決定し、実行することを義務付けています。

◆福利厚生

従業員が安心して働き続けることが出来る職場環境づくりの一環として、下記の様な各種福利厚生制度を設けております。

【例】

・育児のための休業、休暇、短時間勤務制度(全従業員)
・介護のための休業、休暇、短時間勤務制度(全従業員)
・夏季特別又は連続休暇(全従業員)
・早朝勤務シフト制度(全従業員)
・福利厚生サービス提供会社との連携(派遣社員を含めた全従業員)
・人間ドック受診費用補助制度(直接雇用従業員)
・サテライトオフィスの提供(全従業員)
・モバイルノートパソコンの提供(全従業員)
・社内懇親会(ボーリング・運動会・ゴルフ等)の実施(年5-6回)(派遣社員を含めた全従業員)
・テレワークの試験導入

◆快適な執務環境の提供

派遣社員を含めた全従業員の快適性と生産性の向上を目的として、執務環境の見直しを行っています。

◆NBFMの人事データ ー高い人材定着率ー

長期的な視野で高い知見と経験を有する人材を確保すべく、福利厚生制度をはじめとした社内制度の改善に取り組んでまいりました。結果として、2000年のNBFM設立以降の離職率は低い水準にあり、安定したファンド運営のための人材確保がなされています。

項目 2016年度 2017年度 2018年度
従業員合計 23人 23人 23人
(直接雇用従業員数) 13人 男性12名
女性1名
13人 男性12名
女性1名
13人 男性11名
女性2名
平均勤続年数 7.9年 8.2年 8.4年
有給休暇消化率 52.6% 60.7% 69.5%
健康診断受診率 100% 100% 100%
(出向者数) 10人 10人 10人
新規採用者数 3人 1人 1人
離職者数 0人 1人 1人
年度離職率 0% 4.3% 4.3%
参考:派遣社員数(FTE) 9人 12人 10人

備考:
本レポートで「全従業員」と表記している場合は、上記の直接雇用従業員と出向者の両方を含む従業員合計を指します。また、派遣社員はNBFMと直接雇用関係にありませんが、本レポートに掲載されているNBFMの従業員向けの取り組みの一部は、派遣社員も対象となっています。

投資口累積投資制度の導入

直接雇用従業員を対象にNBFの投資口を取得することができる「投資口累積投資制度」を導入しました。本制度の導入により一層、従業員の業績向上に対する意識が高まることが期待され、引いては継続的なNBFの成長と投資主価値向上に寄与するものと考えております。また、本制度を活用する従業員に対して奨励金を支給しており、従業員の福利厚生の充実も図っています。

社会配慮への取り組み

NBFは地域社会の発展や安全・安心の向上に取り組んでいます。

地域社会/テナントに向けた取り組み

NBFは、地域社会の一員として、既存運用物件において地域コミュニティ及び地域の活性化への貢献を目的としたランチタイムコンサート、打ち水プログラム、地域清掃プログラム等に取り組んでいます。

都市住環境改善に向けた取り組み

附置義務住宅*の大規模リニューアルを実施し、都市住環境の改善に取り組んでいます。

*一部自治体で定住人口確保、住環境整備等を目的として導入する制度

社会と歴史に根差した物件の運営管理

虎ノ門琴平タワーは東京都選定歴史的建造物である「金刀比羅宮」を保存しつつ、再開発を行った物件となっており、複合施設として金刀比羅宮の社務所といった施設と一体化しています。

災害時の対応

「六本木ティーキューブ」、「セレスティン芝三井ビルディング」及び「芝NBFタワー」では、港区地域防災計画に則って、専有部の一部を備蓄倉庫として無料で貸し出し、災害時の物資等を保管しています。

快適性の向上

オフィスの室内空気質や衛生状態を良好に保ち、利用者の健康・生産性を高めるため、テナント満足度調査に基づいた室内環境モニタリングを行い、365日快適なオフィスビルとなるよう取り組んでいます。

顧客満足度調査

PM会社であるNBFOMと共に、テナント満足度向上を目指したビル運営を行っています。テナントの皆様からの生の声や、満足度、ニーズを把握するため、毎年アンケートによる顧客満足度調査を実施しています。把握された課題や改善点を即座に反映するため、PDCAサイクルを設定しています。

【オフィスビル運営・管理サービス顧客満足度調査概要(2018年度実施分】

  • ・調査対象:テナント調査53棟(マスターリース物件等は除く)
    オフィスワーカー調査53棟(マスターリース物件等は除く)
  • ・回答数:テナント785社(回収率 89%)、オフィスワーカー5,995名(回収率 80%)
  • ・調査期間:2018年9月~10月
  • ・調査範囲:オフィスの環境・利便性、清掃、防犯防災、サービスセンター等運営管理全般、
    その他ビル毎のCS活動の効果、入居テナントニーズ等について調査

【顧客満足度調査の結果に基づく施策事例】
 ・NBF豊洲キャナルフロント:1階共用部スペースの利便性を改善

取引先との協働

NBFでは、NBFのサプライチェーンにおける環境・社会配慮の取り組みを推進するため、「グリーン調達に関するマニュアル」を設定しています。このマニュアルに則り、サプライチェーン上の取引先(PM会社等)の新規選定の際や、既存の取引先に対しても、環境・社会配慮の取り組みへの理解と協力を要請しています。

個人投資主の皆様へ

分配金情報
実績第36期(2019年6月期) 10,560
予想第37期(2019年12月期) 10,950
第38期(2020年6月期) 10,700
物件データ
保有物件 71物件
取得価格(累計) 11,327億円
2019年10月1日時点
稼働率 99.4%
2019年9月30日時点
決算情報
第36期(2019年6月期)決算

決算説明会動画

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