
投資口価格とは、J-REIT銘柄が日々売買される価格のことです。株式の株価に相当します。J-REITは金融証券取引所に上場しているため、投資口価格の値動きは新聞やインターネットなどのメディアで株式と同様に調べることができます。
多くの新聞には株式相場欄に「不動産投資信託(REIT)」と書かれたコーナーがあり、上場銘柄が並んでいます。ここでは、始値、高値、安値、終値、前日比、売買高など、前日の取引に関する基本的な情報が得られます。
株式投資でもおなじみの東洋経済新報社の「会社四季報」、日本経済新聞社の「会社情報」といった定期刊行物は、値動きを時系列で示したチャート、各銘柄の特色、業績推移などがまとめられており、より多角的な情報収集が望めます。
インターネットは更新性の高さが魅力です。ファイナンス情報を扱うポータルサイトなどでは、実際の取引から最短20分遅れで値動きが反映されます。他にもチャート、財務指標、銘柄の関連ニュースなど、検討材料となる情報が集約されています。
それぞれの銘柄についてより詳しく知るには、各J-REITのウェブサイトの閲覧が望ましいでしょう。
さまざまなデータや資料が公開されており、各J-REITの特色、運用状況などが読み取れます。
中でも分かりやすく丁寧に説明されているのが「資産運用報告」です。投資主に運用状況を報告するための資料で、投資主に確定分配金などの報告として送付されるものです。決算から約2~3ヶ月後に投資主に送付され、各J-REITともウェブサイトにも公開しています。グラフや写真などを用いた決算の詳細なデータ、不動産の保有状況などが見やすく掲載され、運用状況の全体像が把握できるようになっています。
よりスピーディーに情報を得られるのが、決算発表日に公開される「決算短信」です。文字や数字が並んでおり、見慣れない方は戸惑うかもしれません。
しかしほぼ同時に公開される「決算説明会資料」や前述の資産運用報告と併せて読み解くことで、次第に注目すべきポイントが見えてくるでしょう。財務諸表(※)を読み解くことは、J-REITに限らず株式など多くの投資で生かせるノウハウですから、是非身につけたいものです。
※「第3回J-REITをもっと知る・財務諸表を見る」掲載予定。
株式市場には「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」といった株価指数(インデックス)があり、株式市場全体の値動きを把握することができます。同じようにJ-REITにも「東証REIT指数」というインデックスがあります。これによってある投資口価格の値動きについて、その銘柄固有のものなのか、J-REIT市場全体の動向なのかがわかります。固有の銘柄を市場全体と比較して評価することが可能になるのです。
東証REIT指数は、基準日となる2003年3月31日の終値を1,000とした指数で表されます。東京証券取引所によって算出・公表され、同取引所のウェブサイトでも確認することができます。
格付機関は、格付という形で債務の返済能力を評価する民間の機関です。J-REITに対しても第三者の視点で格付を行っています。
J-REITが保有する不動産は大規模な物件が多くテナント数も膨大です。特に個人投資家が財務状況、運用状況をすべて把握するには限界があるかもしれません。そのため格付会社による評価を、J-REITの安全性に対する一つの指針として参考にする投資家は少なくありません。
安定的な財務運営が評価され、NBFは主要格付機関から高い格付を取得しています。

NBFはJ-REITとしてはじめて半期(3ヶ月)決算を公表するほか、ウェブサイトなどを活用したタイムリーな情報提供に積極的に取り組んでいます。
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