REIT(リート)とはReal Estate Investment Trustの略で、不動産投資信託のことです。1960年にアメリカで誕生しました。このREITの日本版が、J-REIT(ジェイリート)です。日本版不動産投資信託と呼ばれることもありますが同じものを意味します。
J-REITは、主に投資家から集めた資金と借入金などで不動産投資を行い、そこから生まれる収益を投資家に分配する金融商品です。
安定的な収益を期待できる仕組みや、少額から不動産投資が可能になったこと、証券取引所への上場により売買が容易など、これまでの不動産投資や金融商品には見られなかったさまざまな特徴によって、投資家から大きな注目を集めています。
2001年9月に最初のJ-REITが上場して以来、6年間で市場規模は約22倍に拡大しています。
現在、J-REIT全体の時価総額はおよそ5.7兆円に迫る勢いで、今後も成長を期待されています。
(2007年6月30日現在)
不動産への投資と聞くと、バブル時代のようなキャピタルゲインに期待する投機性の強いイメージを持つ方もいるでしょう。しかしJ-REITは投機性よりも、安定的な収益を期待する資産運用に向いています。
そもそも不動産は、本来長期の運用によって安定的な賃料収入を得るのに適した投資対象です。バブル崩壊で価格が下落し、価格上昇によるキャピタルゲインから、定期的な収益であるインカムゲインに不動産投資への主眼が移行しました。
不動産価格が健全な市場原理のもとで値動きする時代に登場し、さらにその流れを後押ししたのがJ-REITであり、複数の不動産に分散投資を行いリスクを低減するなど、安定性を高める仕組みを持っているのも特徴のひとつです。
J-REITは投資信託でありながら、証券取引所に上場しています。これにより、購入や売却の注文がいつでも可能で、日々変動する投資口価格(株式の株価に相当)をリアルタイムで知ることもできます。実際の投資を行う際には、通常の投資信託よりも株式投資のイメージに近いかもしれません。
株式とJ-REITでは用語が異なりますが、馴染みのある株式の用語と比較することで、J-REITのイメージが明確になるでしょう。
とは言え、J-REIT投資と株式投資では、課税や株価変動において決定的な違いがあります。まずJ-REITは利益(配当可能所得)の90%以上を投資主に分配すれば、分配金が損金として控除され、実質的に法人税は課税されません。このため、J-REITの分配金は不動産事業会社の配当金よりも高くなります。また、さまざまな事業を手掛ける株式会社と比べると、不動産投資・運営に特化するJ-REITは、一般的に利回り商品として安定性が高いと言われています。
つまり、安定的で高い利回りを期待するような資産運用に向くのがJ-REIT投資であり、J-REITに比べてリスクが大きい反面、大きなリターンにも期待できるのが株式投資だと言えるでしょう。
| 分配、配当の内容 | J-REITの多くは実質、法人税の課税はなく、利益(配当可能所得)の100%を分配 | 利益から法人税と内部留保を差し引いた金額を配当 |
| 事業内容 | 不動産投資・運営のみ | さまざまな事業を手掛ける |
| 投資口価格・ 株価の変動 |
比較的小さい | 比較的大きい |
NBFは2001年9月に日本初の不動産投資法人として上場した、オフィスビル投資に特化するJ-REITです。
以来、J-REITの先駆者として着実に実績を積み上げ、安定した利益分配を行っています。

NBFは2001年9月の上場以来、常にJ-REIT最大の投資口時価総額を維持しています(※)。
また、資産規模(取得価格の合計)もJ-REIT中最大です(※)。


※2007年6月30日現在
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